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Dr.Naokiの森田療法コラム (番外編①) ~不安について~

[2026.04.02]

「不安」について:

最近のスマホはとても便利になりました。例えば「どのような時に精神科を受診するのか」と尋ねてみると瞬時にいくつかの回答を用意してくれます。

「気分の落ち込み、不眠、強い不安、イライラが2週間以上続く、あるいは日常生活(仕事、家事)に支障が出た時に受診の目安となる」と答えてくれます。そしてさらにいくつかの視点からも回答してくれます。

  • 睡眠・身体の症状:眠れない、夜中に何度も目が覚める、食欲がない、身体がだるい。
  • 生活・行動の症状:仕事や家事が手につかない、外出が怖い、人との交流が面倒、身のまわりのことができない。
  • 精神・認知の症状:幻聴・幻覚。記憶力や集中力の低下、被害妄想、パニック発作。
  • その他:ストレスが原因でからだが痛い。

と丁寧に説明しています。そして辛いと感じた時点で相談することが早期回復や慢性化の防止につながると記しています。最後のストレスについては「精神症状」も記載できるのではと思いながらもおおむねネット上の様々な情報をうまくまとめていると思います。それではAIを用いて自分のこころの状態を相談すればそれでよいかというと必ずしもそうではありません。

私たちの抱くこころの苦しみは対象のないAIに相談してもひとりで解決することはできないと思います。やはり大切なことは自分の苦しみをこころから分かってくれる相手がいることだと思います。わたしたち専門家でなくともよいかもしれませんが、「分かる」という言葉が示すように、真に分かってもらえればこころの苦しみは半減します。もちろん専門家であってもクライエントのみなさまの気持ちをこころから受け止めようという準備がなければうまく行きません。若い頃のわたしは残念ながらそうでした。そしてむしろこころの苦しみを受け止めることなく過ごしてしまったのではないかと反省する今日この頃です。そしていまは自分という存在が少しでもクライエントのみなさまのこころの悩みを軽くするお手伝いをしたいと思っています。(2026.4.2)

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